コエンザイムQ10 フィトソーム™ (ユビキソーム^®) の有効性を、スタチン服用者の無力症に焦点を当てた新たな独自研究で確認

2024年2月27日、ミラノ-CoQ10フィトソーム™ (UBIQSOME®)を含む栄養補助食品を摂取すると、スタチン関連の無力症を患う高齢者の身体能力が効果的に改善します。これは最近の独自研究[1]で得られた主な結果で、2023年6月にミラノで開催された、第32回European Meeting On Hypertension And Cardiovascular Protection (欧州会議：高血圧と血管の保護)で発表されました。

この二重盲検ランダム化プラセボ比較試験は、スタチンによる無力症を自己申告した高齢者が、CoQ10フィトソーム™を含む栄養補助食品を常習的に摂取すると、身体能力の維持にどのような効果を及ぼすかを調査することが目的でした。

試験に登録した60人の被験者 (男性33人、女性27人)は、プラセボまたは150mgのCoQ10フィトソーム™を8週間毎日摂取する群に無作為に割り付けられました。ベースラインでは、被験者の臨床状態が身体検査と臨床検査によって評価されました。摂取後、4週間経過した時点で、両群ともベースラインと比較して無力症が有意に改善しました。さらに4週間後、無力症に対する効果は、プラセボ群やベースラインと比較して、摂取群のみ維持していました。統計的有意差は、ベースラインに対してもプラセボ群に対しても認められました。この非常に有望なデータは、より詳細なデータで確認する必要があります。

一般的に知られていることですが、コエンザイムQ10は細胞の生体エネルギーの生成・調節で中心的な役割を果たし、ミトコンドリアの呼吸鎖 (酸化還元反応を利用)内での電子伝達、さらにはATPの生成に関与しているほか、抗酸化作用があること、そして人間の健康向上に有効であることが報告されています。一方、CoQ10は水への溶解性が低いこと、分子量が大きいこと、脂質への溶解性が低いこと、腸管透過性が低いことなどから、経口バイオアベイラビリティが低いという欠点があります。

ユビキソーム®は、インデナ社が開発した独自の多才な技術プラットフォームにコエンザイムQ10を配合した、革新的かつ食品グレードの送達システムです。フィトソーム™は、完全食品グレードの画期的な送達システムで、多くの天然活性成分の力と健康への効果を最大限に引き出せるように、その性能を多角的に最適化します。現在、フィトソーム™は、健康食品分野で最も信頼性の高い、カスタマイズ可能なソリューションです。

インデナ社は、原材料の調達から生産、マーケティングに至るまで、環境への影響、再生可能エネルギーの利用、より循環型の経済構築に重点を置き、サステナビリティを第一に考えることで、国連が掲げる持続可能な開発目標に向けた進歩を推進することに尽力しています。

[1] Cicero, Arrigo, et al. Effect of coenzyme q10 on muscular strength in elderly patients with statin-associated asthenia: a double-blind, randomized, placebo-controlled clinical trial." Journal of hypertension 41.1 (2023): e152-e153.