新たな臨床研究による証明：ケルセチンフィトソーム^®は、新型コロナウイルス感染症から最適な形で回復するために役立つ自然療法

2023年1月31日、ミラノ - インデナ社のケルセフィット®は、フィトソーム®技術をベースにした完全食品グレードの革新的なケルセチン送達システムで、ケルセチンのバイオアベイラビリティを線量直線性で最適化します (野菜・果物中心の食事で最大20倍)。標準治療と併用すれば、新型コロナウイルス感染症の初期段階の状態を管理するという点において、効果のある自然療法であることが証明されています。

幸いなことに、パンデミックによる緊急事態は世界的に収まりつつありますが、新型コロナウイルス感染症は依然として複数の科学解析の焦点となっています。ケルセチンフィトソーム®は、過去2年間で何度かヒトを対象に研究されています。最新の研究結果は2023年1月に発表されました。この研究では、新型コロナウイルス感染症の初期段階でこの原料を標準治療と併用すると、初期状態の改善、強い免疫系の維持、症状の緩和に役立つこと、そして最適なタイミングで分子検査を陽性から陰性に変えることが実証されました。

最新の研究では、より大規模な被験者群 (ケルセチン群50人、対照群50人の計100人) を対象とし、2021年に予測・発表された予備データを補完しました。

－インデナS.p.A.の製品イノベーション・開発＆LCM部門責任者、アントネラ・リヴァ－

(ディ・ピエロ氏らによる研究「初期段階の新型コロナウイルス感染症に効果が期待できる補完薬としてのケルセチン：ランダム化比較試験の結論」について)

"このランダム化比較試験では、軽度～中等度の症状を示す新型コロナウイルス感染症の外来患者に、ケルセチンを経口で摂取してもらい、アジュバント効果があるかどうか調査しました。その結果、標準治療に加えてケルセチンを摂取した被験者は、標準治療のみの患者と比較して、ウイルスの排出が早く (SARS-CoV-2陰性)、症状が軽かったことが明らかになりました。さらに、ケルセチン群の参加者は、炎症バイオマーカーLDHの血清値においても、統計的に有意な改善を示しました。当社の最新の研究結果は、初期段階で軽度～中等度の症状を示す新型コロナウイルス感染症の外来患者には、ケルセチンの摂取が有効である可能性があること、またケルセチンの摂取がSARS-CoV-2感染症のウイルス除去、症状の軽減、宿主の炎症反応の調節・制御の最適化に役立つ可能性があることを示唆しています。また、この研究は、経過が予測不可能で複雑な新型コロナウイルス感染症の患者に対するケルセチン摂取の安全性を裏付けています。だからこそ、新型コロナウイルス感染症の軽度～中等度の症状を管理するにあたり、通常の診療と並行して、アジュバントとして使用できる可能性があるのです。"

－インデナS.p.A.の最高商務責任者、ステファノ・トーニ－

"当社は、インデナ社が提供する原料のさらなる強力な科学的根拠を得るために、臨床研究にリソースを投入し続けています。ケルセフィット®からこのような結果が出たことを、そして近年で最も深刻なパンデミックに直面している人々の健康に貢献できることを、大変嬉しく、そして誇りに思います。"

ケルセチンは、ヒトの体内に自然には存在しないフラボノールで、果物や野菜に最も多く含まれるポリフェノールです。免疫システムを強化し、一般に健康状態を促進させるための栄養補助食品として、広く使用されています。抗酸化作用や免疫保護作用などの重要な薬理学的特性を備えているケルセチンは、酸化ストレス、炎症、免疫力に関連したあらゆる不快な症状を緩和する有力候補です。こうした症状には、血管の健康、健康的な加齢、骨と関節の健康、スポーツと身体活動、腸と呼吸器の健康に関連する不快症状が含まれます。

ケルセフィット®は、槐の花蕾から抽出したケルセチンを、バイオソープションを最適化するインデナ社独自の技術、フィトソーム®をベースにして処方した、インデナ社の製剤です。ケルセフィット®は、炎症状態、呼吸器の健康、視力維持や目の健康にとって一般的なバイオマーカーを調整できること、また老化細胞を除去する作用があることから、健康的な加齢を効果的にサポートすることが証明されています。これが、ケルセフィット®が広範囲のターゲットにアプローチする製品と呼ばれる所以です。

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1. Di Pierro et al., Possible Therapeutic Effects of Adjuvant Quercetin Supplementation Against Early-Stage COVID-19 Infection: A Prospective, Randomized, Controlled, and Open-Label Study, International Journal of General Medicine 2021:14 2359–2366. https://www.dovepress.com/possible-therapeutic-effects-of-adjuvant-quercetin-supplementation-aga-peer-reviewed-fulltext-article-IJGM https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34135619/
Di Pierro et al., Potential Clinical Benefits of Quercetin in the Early Stage of COVID-19: Results of a Second, Pilot, Randomized, Controlled and Open-Label Clinical Trial, International Journal of General Medicine 2021:14 2807–2816. https://www.dovepress.com/potential-clinical-benefits-of-quercetin-in-the-early-stage-of-covid-1-peer-reviewed-fulltext-article-IJGM
Rondanelli et al., Promising Effects of 3-Month Period of Quercetin Phytosome^® Supplementation in the Prevention of Symptomatic COVID-19 Disease in Healthcare Workers: A Pilot Study 2022: 12 66 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35054459/

2. Di Pierro et al., Quercetin as a possible complementary agent for early-stage COVID-19: Concluding results of a randomized clinical trial, Front. Pharmacol. 13:1096853. doi: 10.3389/fphar.2022.1096853

3. Anand David AV, Arulmoli R, Parasuraman S.Overviews of biological importance of quercetin: a bioactive flavonoid. Pharmacogn Rev. 2016;10(20):84–89. doi:10.4103/0973-7847.194044)