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2023年12月14日、ミラノ-先日発表された新しいエクスビボ研究により、CoQ10フィトソーム™、つまりインデナ社のユビキソーム®を配合すると、未配合のCoQ10と比較して、筋肉細胞へのユビキノンの取り込みが最適化されることが証明されました。これらの臨床研究は、以前の研究で既に証明されていた、ユビキソーム®の摂取による筋肉への取り込みの特異性を裏付けています。
さらに、ユビキソーム®を内服すると、CoQ10の筋肉への吸収が改善されることが科学的に証明されました。ユビキソーム®は、血漿でも筋肉でもCoQ10濃度を高めることに成功した、初のCoQ10製剤で市場唯一の製品です。
コエンザイムQ10の経口摂取が持つ長所と短所:
フィトソーム™の多才な技術プラットフォームとのタッグで、インデナ社のユビキソーム®はコエンザイムQ10を強力にサポート
コエンザイムQ10は、細胞の生体エネルギーの生成・調節で中心的な役割を果たし、ミトコンドリアの呼吸鎖 (酸化還元反応を利用)内での電子伝達、さらにはATPの生成に関与しているほか、抗酸化作用があること、そして人間の健康向上に有効であることが報告されています。一方、CoQ10は水への溶解性が低いこと、分子量が大きいこと、脂質への溶解性が低いこと、腸管透過性が低いことなどから、経口でのバイオアベイラビリティが低いという欠点があります。 |
ユビキソーム®は、インデナ社が開発した独自の多才な技術プラットフォームにコエンザイムQ10を配合した、革新的かつ食品グレードの送達システムです。フィトソーム™は、完全食品グレードの画期的な送達システムで、多くの天然活性成分の力と健康への効果を最大限に引き出せるように、その性能を多角的に最適化します。現在、フィトソーム™は健康食品分野で最も信頼性の高い、カスタマイズ可能なソリューションです。
フィトソーム™製剤と組み合わせることで、ユビキソーム®はコエンザイムQ10で標準化 (HPLCで18~22%)され、血中だけでなく筋肉中のコエンザイムQ10の濃度をも最適化する、高い吸収性を備えた食品グレードの製品になります。
筋肉レベルでCoQ10が有意に存在するという事実が科学的に証明されたことは、ユビキソーム®の特異性を示しているほか、ユビキソーム®を他の原料と明確に差別化するという目標も達成したと言えます。
ユビキソーム®が適切な生物学的ターゲットへ到達する能力を示す最新の臨床研究
CoQ10フィトソーム™に関する最新のヒトを対象とした研究1では、クロスオーバーデザインを使用して8人のボランティアが無作為に割り付けられ、フィトソーム™形式とCoQ10結晶形式の両方で送達されたCoQ10を、1日100mgずつ2週間摂取しました。摂取後、血漿を採取して低比重リポタンパク質 (LDL)を抽出し、CoQ10含有量で正規化し、2つの異なる細胞株を使用して24時間培養しました。
このイン・ビトロの結果からは、UBQを濃縮したリポタンパク質が、結晶性CoQ10を濃縮したものと比較して、皮膚線維芽細胞でも筋芽細胞でも高いバイオアベイラビリティを示したことがわかります。これらのデータは、フィトソーム™が皮膚や筋肉組織にCoQ10を送達する際に、特殊な利点をもたらす可能性を示唆しています。
-インデナ社の最高製品責任者、セリーナ・トニアーニ- チアーノ教授による研究が導き出したこの新たな結果は、当社のユビキソーム®がコエンザイムQ10の優れた製剤であることを裏付けています。当社は、この結果を大変誇りに思います。この一連の結果は、ユビキソーム®によってコエンザイムQ10の血漿濃度が向上したことを示す複数の証拠を筆頭に、当社の製品に関する科学的データに追加されました。さらにこの研究では、ベースラインと比較して、ユビキソーム®を経口摂取すると筋肉のCoQ10濃度が最適化されることが、ヒトで初めて実証されました。最後になりましたが、重要なことをひとつ加えさせていただきます。健康な若年被験者の場合、ユビキソーム®は初回投与後すぐに内皮機能を高めることが先日実証され、特定の疾患がない人に対しても、血管の健康と健康的な加齢を効果的にサポートすることがわかりました。最新の発表を含め、当社がここ数年で実施したすべての研究から鑑みると、ユビキソーム® (CoQ10フィトソーム™)は、CoQ10の従来の全用途において、信頼できる有望な原料であると言えます。 |
ユビキソーム®の実際の効果とは?
別のインビトロ研究では、ユビキソーム®の筋肉吸収メカニズムが調査されました。その結果、主にフィトソーム™製剤により、マクロピノサイトーシスが、腸細胞と心細胞の両方でユビキソーム®の細胞内在化を支えている可能性のあることが、科学的に証明されました。フィトソーム™構造に適したレシチンマトリックスは、CoQ10単独の場合と比較して、コエンザイムQ10の内在化を高めることができます。このような臨床研究は、ユビキソーム®とレシチンビヒクルが、特に心臓細胞において細胞内脂質滴の数を有意に増加させたことを示しており、フィトソーム™の脂質とCoQ10の両方が脂質凝集体として内在化する可能性を示唆しています。
データからは、ユビキソーム®は細胞内だけでなくミトコンドリア内でもCoQ10を増やしたこと、そしてそれが酸素消費量の改善、ATPと細胞タンパク質の産生量の増加、ミトコンドリアのバイオジェネシスの増加、酸化ストレスの減少につながったことがわかります。
フィトソーム™送達システムにより、ユビキソーム®は筋細胞とミトコンドリアの両方にCoQ10を送達することができます。これが、ユビキソーム®と従来のCoQ10原料との違いです。
インデナ社:グローバルガバナンスの一環としての持続可能な生産、サステナビリティ志向
サステナビリティは、インデナ社にとって長年にわたるガバナンスへのアプローチです。当社は、インスピレーションの源であり、かつビジネスの源でもある自然を守ること、気候変動に対処するための技術革新に取り組むこと、そして持続可能な成功の真の源である人々を大切にすることにコミットしています。
インデナ社がビジョンと計画の指針として継続的に取り組んでいる世界的なサステナビリティの課題は、気候変動、生物多様性の損失、廃棄物、社会的脆弱性、健康の5つです。
さらに、ユビキソーム®はミラノ近郊のセッタラにあるインデナ社の主要工場で生産されています。この工場は効率的なエネルギー管理から始まる、サステナビリティの原則に従って運営されています。インデナ社はヨーロッパの全拠点に最先端の太陽光発電パネルを設置しています。2024年までに、再生可能エネルギーの総自給量を年間5,013,000kwhとする予定で、これは2,340トンのCO2削減に相当します。2024年には、インデナ社で使用するエネルギーの67%を自給する予定です。そのうちの23%近くが再生可能エネルギーで、5,177トンのCO2が削減される見込みです。
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1. Marcheggiani, F.; Orlando, P.; Silvestri, S.; Cirilli, I.; Riva, A.; Petrangolini, G.; Orsini, F.; Tiano, L. CoQ10Phytosomes Improve Cellular Ubiquinone Uptake in Skeletal Muscle Cells: An Ex Vivo Study Using CoQ10-Enriched Low-Density Lipoproteins Obtained in a Randomized Crossover Study. Antioxidants2023,12,964. https:// doi.org/10.3390/antiox12040964
2. Drobnic, Franchek, et al. "Efficient muscle distribution reflects the positive influence of coenzyme Q10 Phytosome in healthy aging athletes after stressing exercise." Journal of Food Science and Nutrition Research, 2020, vol. 3, num. 4, p. 262-275 (2020).
3. Rizzardi, Nicola, et al. "Coenzyme Q10 Phytosome Formulation Improves CoQ10 Bioavailability and Mitochondrial Functionality in Cultured Cells." Antioxidants 10.6 (2021): 927.
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