メリーバ<sup>®</sup> (クルクミンフィトソーム<sup>®</sup>)：天然成分を使用した安全なデトックス補助食品

科学 / 28 4月 2022

メリーバ^® (クルクミンフィトソーム^®)：天然成分を使用した安全なデトックス補助食品

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新たな臨床研究が、多岐にわたる分野でのクルクミンの有効性を証明

2022年4月28日、ミラノ - メリーバ® (クルクミンフィトソーム®)の、人間の健康に有効な新しい効能が次々と明らかになっています。新たな臨床研究により、メリーバ®が効果的な酸化ストレス調整剤であること、また腎臓の解毒作用やろ過機能の支援という点でも効果のあることが証明されました。

この根拠は、特に腎機能の健康支援におけるメリーバ® (クルクミンフィトソーム®) の有効性を評価するために、イタリアの権威ある大学が実施した研究で明らかになりました。

慢性腎疾患は炎症に基づく疾患です。抗酸化作用によって身体の反応を調整するクルクミンの特性はよく知られており、科学的にも証明されています。前述の研究で、クルクミンフィトソーム®は、天然成分を使用して腎機能の健康を支援する安全な補助食品であるという説が、有意に有効だと示されました。

ミラノ大学[1]は、最初に実施した新しい研究で、慢性腎臓病 (CKD) の被験者に焦点を当てました。慢性腎臓病 (CKD) は腎機能の低下が進行する病態で、心血管疾患 (CVD) の発症に最も関連性の高い危険因子の一つであることが広く知られています。

パイロット試験では、24人のCKD被験者と20人の健常ボランティアを募集しました。

CKD被験者には栄養カウンセリングを受けてもらった上で、メリーバ®を6ヵ月間摂取してもらいました。ベースライン時と3～6ヵ月後に評価したパラメータは、尿毒症毒素、腸内細菌叢のメタゲノム (腸内細菌叢は、全身の炎症状態やCKDの進行を制御する上で、極めて重要な役割を果たす可能性があることが知られています)、栄養状態、炎症状態、酸化状態でした。クルクミンは、血漿中の炎症性メディエーターと脂質過酸化を有意に抑制しました。

もう一つの評価項目は腸内細菌叢です。健康なボランティアを対照群とし、CKD被験者にクルクミンを6ヵ月間摂取してもらったところ、CKD被験者からはよりバランスの取れた腸内細菌叢の組成が観察されました。このケースでも摂取群には有害事象が観察されなかったことから、長期にわたってメリーバ®を摂取した後の同製剤の安全プロファイルが確認されました。

最近実施されたこの研究は、キエーティ・ペスカーラ大学[2]が以前実施した「腎臓の健康維持」という使用条件を拡張した研究です。キエーティ・ペスカーラ大学の研究は、一時的に腎機能障害 (TKd) が進行し、酸化ストレスレベルが上昇した被験者にメリーバ®を摂取してもらい、その結果を評価することを目的としていました。

キエーティ・ペスカーラ大学が実施した研究では、被験者は標準管理療法群と、標準管理療法およびメリーバ®併用群にわかれました。そしてアルブミン尿をTKdのマーカーとして、微量アルブミン尿 (24時間のアルブミン排出率が300mg超) または顕性アルブミン尿 (アルブミン排出率が30～300mg/日) に分類されました。

臨床研究によると、被験者全員のアルブミン尿が減少し、メリーバ®の抗酸化作用により、対照群と比較すると摂取群で統計的に有意なプラスの効果が認められました (P<0.05)。酸化ストレスレベルについては、開始時はTKd被験者全員が高い数値を示していましたが、4週間後には摂取群において有意にプラスに作用しました (P<0.05)。4週間後、摂取群の被験者のほとんどは、TKdが影響を及ぼすもう一つの側面である疲労を感じなくなっていました。安全性に関しては、メリーバ®のコンプライアンスと忍容性は良好でした。

－インデナ社の製品イノベーション・開発責任者、アントネラ・リヴァ－

”こうした重要な研究からわかるように、当社の最も重要かつ歴史的な原料のひとつ、メリーバ®は、より幅広い分野で新たな応用ができる可能性に溢れています」と述べています。「メリーバ®にはまだまだ研究の余地があります。たとえば腎臓の不調のような、酸化ストレスへの反応がカギとなる症状に対する天然ソリューションの発見はこれからです。メリーバ®が秘めるこの可能性を、当社はとても誇りに思っています。当社はこれからも、当社の使命である人間の健康のために、関連する研究センターと協力していく所存です。”

[1] Pivari, F.; Mingione, A.; Piazzini, G.; Ceccarani, C.; Ottaviano, E.; Brasacchio, C.; Dei Cas, M.; Vischi, M.; Cozzolino, M.G.; Fogagnolo, P.; et al.. Nutrients 2022, 14, 231. https://doi.org/10.3390/ nu14010231.

[2] Gianni Belcaro et al., Panminerva medica 2019 december;61(4):444-8.

インデナ社のメリーバ®は、生物学的に利用可能なクルクミン製剤です。市場で最も研究されているこの製剤は、2,000人以上の被験者を対象とした35以上の臨床研究によって、その効能が証明されています。その有効性は、さまざまな健康状態、特に血管、腸や眼の健康、スポーツ栄養学、関節の健康、健全な血中濃度、支持療法、そして今日では腎臓の老化といった分野で実証されています。さらに、インデナ社の完全天然食品送達システム、フィトソーム®をベースに、クルクミンのみならず、全てのクルクミノイドを含む標準化されたウコンエキスとして製剤化されていることも、この原料を特異な存在にしています。