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セクションに移動アントクラン®フィトソーム®に関する査読済み科学論文
アントクラン® フィトソーム®は、クランベリー抽出物に関する継続的な研究開発プロセスの成果の製品であり、新しく生物学的に活性な代謝産物の同定から始まり、尿路の健康に関するヒトを対象とした研究まで到達しました。 1,2,3
成分同定
新しいHPLC分析により、PAC(プロアントシアニジン)を含むアントクラン®フィトソーム®の生物活性成分の完全なプロファイリングが可能になりました。その結果、アントクラン®ファイトソーム®は、ユニークで持続的な工業的製造工程により、天然のクランベリーと同じ植物化学的プロファイルを維持できていることが分かりました。1
薬物動態学的研究のおかげで、クランベリー抽出物の尿路保護作用を理解するための新しいデータを提供する革新的な方法で42の尿代謝物を同定することができました。特に、よく知られているプロアントシアニジンの代謝産物であるバレリック酸とバレロラクトンが、クランベリー摂取後のヒトの尿から初めて同定されました。2
カンジダ・アルビカンス菌と尿路衛生管理
ヒトの尿(13人の健康な女性ボランティア)を対象としたex-vivo 試験で、尿路におけるカンジダ・アルビカンス菌の増殖に対する通常のクランベリー抽出物(アントシアニジン単位用量=36mg)とアントクラン® フィトソーム®(アントシアニジン単位用量=9mg)の効果を比較しました。その結果、植物活性化合物の吸収と標的組織への送達を最適化するフィトソーム® 戦略により、新製剤は低濃度でも標準的な抽出物と同等の性能を示しました(図1)2
図1:異なるタイムステップにおけるカンジダ・アルビカンス菌に対する通常のクランベリーエキスとアントクラン®フィトソーム®の活性2
尿路保護:ヒト試験
術後にカテーテル措置が必要な簡単な手術を受け、尿路結石になりやすい64名の被験者を対象に、アントクラン®フィトソーム®(120mgまたは240mg/日)の追加投与が標準的な措置と比較し、実際にどの程度有益であるかを検証するための試験を実施しました。4つのグループは、それぞれのサプリメントを4週間摂取し、3ヶ月間のフォローアップモニター観察を行いました。 3
アントクラン®フィトソーム®群の被験者は、検証されたVASスコアで測定された排尿障害の発生率が低くなりました。さらに、4週間後、対応する検体から血液や細菌汚染の痕跡は検出されず、2つの対照群では再発率が17%と18%であったのに対し、再発0%という結果を達成しました。3
表 1: アントクラン® フィトソーム® と SM の臨床的有効性と安全性3
BIBLIOGRAPHY
1Indena internal data
2G.Baron et al; Biochemical Pharmacology, 173 113726, (2020)
3R.Cotellese et al; Journal of Dietary Supplements, E-pub (2021)